小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年11月4日
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子どもたちに人気の絵本をモチーフに、物語の世界観や登場する動物を「壁画」に。東富水小学校の図書室の壁一面を彩る力作は、同校で活動する図書ボランティアによるもの。折り紙や厚紙、イベントカラーの絵の具などを使い、毎年1作品を手掛けている。「子どもたちが楽しい気持ちになり、居心地が良い図書室にできれば」と、嶺奈央子さんは話す。
同校の図書ボランティアは週1回の読み聞かせに加え、膝と膝を突き合わせて本を読む少人数制の「ひざ読み」にも取り組んでいる。3年3組の児童を対象に10月18日の昼休みを利用して行われたひざ読みには、約60冊を用意。「絵本だけでなく長編にも挑戦できるので、さまざまな本に親しむきっかけになれば」と学校司書の岩崎美保さん。読み聞かせ5年目の内田美海さんは「子どもたちからエネルギーをもらえます」と笑顔で話していた。