小田原市消防本部管轄の2市5町(小田原市・南足柄市・中井町・大井町・松田町・山北町・開成町)における2017年の救急出動、火災件数がこのほどまとまった。
救急出動件数は前年比613件増の1万6029件、うち小田原市では同529件増の1万920件だった。2市5町の合計件数、小田原市の件数ともに過去最多となった。救急搬送人員の種別は「急病」が最多で、2市5町合計で同394件増の1万215件、その中で最も多い年齢区分は65歳以上の高齢者で全体の65・2%を占めた。
一方、小田原市の火災件数は過去10年間で減少傾向となっている。年ごとに増減はあるものの、2007年の69件に対し、17年は36件で、前年よりも11件少なくなった。市消防本部予防課の担当者によると、住宅用火災警報器の普及やIHクッキングヒーターの普及が進んだこと、ガス機器の安全性の向上などが火災予防に役立っているのではないかという。
火災原因の上位は依然として放火(疑いも含む)、たき火に加え、コンロやたばこも多いことから、同署では住宅用火災警報器の設置をよびかけている。また、警報器の電池寿命がおよそ10年ということから、設置から相当年数が経ったものについては本体交換を勧めている。
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