矢作小学校(石井智之校長)の6年生が1月23日、イトーヨーカドー小田原店と小田原ダイナシティで職場体験を行った。
同校では総合学習の授業を通じて、生き方や進路、将来について考えるキャリア教育を行っており、その一環として実際の現場で仕事を体験した。児童らは各売り場へ分かれ、接客や品出し、商品の陳列や清掃などの業務を行った。
白幡凌侍(りょうじ)君は、イトーヨーカドーの生活雑貨売り場でレジカウンターに立ち、電化製品の保証書に貼るシール作成や、来客に備えてショッピングバッグを折りたたむ作業を体験。「作業しながらも常にお客さんに気を配りましょう。お客さんが来たらすぐに手を止め、あいさつすること」と売り場担当の佐藤百合子さんに指導を受けた白幡君は、「いろいろと気にしなければいけなくて大変」と黙々と作業をこなしていた。
高橋瑞希さん、小島真里杏さん、國見柚夏さんはダイナシティの着物店「ばんかん」で接客を体験。「七五三以来」という着物に身を包み、引き締まった表情で「おはようございます。いらっしゃいませ」と買い物客に挨拶していた。同店の安藤聖也店長は、「接客は明るさが大事。はじめこそ声を出すのを恥ずかしがっていたけれど、元気な挨拶で注目を浴びていた」と働きぶりに満足そうだった。
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