小田原版 掲載号:2018年2月10日号
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城下の武家屋敷跡を見学 お城通りの再開発地

文化

説明を聞きながら遺構を見学する来場者
説明を聞きながら遺構を見学する来場者
 小田原駅東口お城通り地区再開発事業の工事現場で2月3日、発掘調査見学会が行われた。500人以上が来場し、遺構や出土品を見学した。

 市では2016年から同所の発掘調査を行っており、今回は日向(ひゅうが)屋敷跡第I地点の調査結果を公開した。日向屋敷は江戸時代の武家屋敷で、小田原城主大久保忠(ただ)隣(ちか)が改易となり、夫人・日向御前が閉居した屋敷があったという伝承に由来する。

 会場では、江戸時代よりもさらに下層の戦国時代の建物遺構や井戸、幅6mほどの大溝などが公開され、来場者は係員の説明を聞きながら熱心にメモを取っていた。井戸から9枚発見された中国景徳鎮(けいとくちん)産の白磁菊皿や、金蒔絵が施された櫛などの出土品も展示され、熱心にカメラを向ける人の姿も見られた。

 母親の石川美佐子さん(45・寿町)と来場した兄弟の悟宇(ごう)君(11)、太威(だい)君(11)、歩君(9)は、「土に埋まっていた昔の木が残っているところが面白い」「戦国時代の土を踏めてうれしい」などとそろって目を輝かせていた。

櫛や皿などの出土品
櫛や皿などの出土品

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