小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2018年3月24日
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市内曽我岸や上曽我付近を流れる森戸川の一斉清掃活動「クリーンもりと」が3月17日、上府中地区まちづくり委員会(沖山明委員長・68)主催で初めて開催され、約60人が参加した。
曽我病院北側から上府中公園北側までの河川及び両岸を清掃。市や消防団なども協力し約2時間をかけ、45L袋で250袋強のゴミが回収された。なかにはタイヤやラジカセ、ガードレール、ミシン、車両のマフラーなども混じっていた。
森戸川は周辺の田んぼの農業用水にも使用され、10年程前から清掃の話が持ち上がっていた。さらに、ここ数年になって地域住民から不法投棄等による河川の汚れの指摘が増えたことから、生息するカワセミの保護も視野に入れ、各団体の協力もえて実施された。
沖山委員長は集められたゴミの量に「本当にびっくりした」と話し「長年の思いがようやく果たせた。今後は年に1回、近隣の河川と交互にでも掃除ができれば」と話した。