かながわボランタリー活動推進基金21 下中座が活動奨励賞 次世代への継承活動が評価

文化

掲載号:2018年3月24日号

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二宮高校の相模人形部で生徒を指導する林座長(右)
二宮高校の相模人形部で生徒を指導する林座長(右)

 かながわボランタリー活動推進基金21が実施する「ボランタリー活動奨励賞」の受賞者が3月9日に発表され、小田原市から相模人形芝居下中座(林美禰子座長=人物風土記で紹介)が選ばれた。

 同基金は、ボランタリー団体の活動支援などを目的に県が設置。活動奨励賞は、地域社会への貢献度が高く継続発展が期待できる団体等に贈られるもの。17回目の今年度は、14件の推薦から5団体が選ばれた。

 下中座は、市内小竹地区に江戸時代から伝わる人形浄瑠璃「相模人形芝居」を受け継いでいる。相模人形芝居は1980年に国の重要無形民俗文化財に指定されている。

 80年代後半には座員が6人まで減少し存続の危機を迎えたが、市の支援も得ながら後継者育成に取り組み、現在は20代から80代の約30人が所属している。

 毎月2回の稽古、市内を中心に年10回ほどの公演が主な活動。また下中小学校や橘中学校、二宮高校での体験授業や部活動などを通じて次世代への伝統継承にも力を注いでいる。選考でも、地域の小中高生や大学生への継続的な活動が高く評価された。

 受賞に林座長は「後継者育成のため、教育現場でコツコツ続けてきた活動を認めていただきありがたく思います」と喜びを述べた。

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