新年度を迎え、市内各地で入学式が行われた。おだわら看護専門学校(横田俊一郎学校長)では82人、新名学園旭丘高校(水野浩理事長・学校長)では395人が新たなスタートを切った。
おだわら看護専門学校
4月4日、おだわら看護専門学校では昨年の校名変更から2度目の入学式を挙行した。
今年度から学校長に就任した小児科医の横田俊一郎さんは、「患者と接する機会もある実習など、学生生活では多くの苦労もあるかもしれない。それを乗り越えてこそ、一人前の看護師になれる」と激励した。
新入生を代表してあいさつした島田美桜さんは、人の命を預かる仕事を目指すうえで、「豊かな人間性を養い、思いやりのある看護師になるよう努力していく」と決意の言葉を述べた。
旭丘高校
新名学園旭丘高校は4月6日に入学式を行い、普通科170人、総合学科225人計395人が晴れの日を迎えた。
式には姉妹校提携を結ぶ中国・安陽市開発区高級中学と西安外国語大学附属西安外国語学校の教員・生徒も列席し、新入生の船出を祝った。水野理事長は郷土の文学者・北原白秋の歌や卒業生の言葉を引用しながら「一人ひとりが人間として持てる力と可能性を花開かせ、明日に生きる力を培うよう共に学んでいこう」と呼びかけた。新入生代表の松森玲奈さんは「希望でいっぱい」と心境を語り、「伝統を重んじ、新たな歴史を築いていきたい」と述べた。