小田原版 掲載号:2018年6月16日号
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洋菓子作品展 樫の樹師弟がダブル金賞 スウィート・ベリーからは銅

文化

渡邉さんの作品を中心にそろって笑顔
渡邉さんの作品を中心にそろって笑顔
 パティシエの腕を競う神奈川県洋菓子協会作品展2018が開かれ、草間幸さん(41)、渡邉智世さん(32・ともに樫の樹)、佐藤明日夏さん(23・スウィート・ベリー)の3人が入賞した。

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 「このままじゃダメ」。後輩の消極的な姿勢に奮起した草間さんはグラン・ガトーの部で、約10年ぶりの出品を決めた。後進指導や店の経営で多忙となり、自身の挑戦から足が遠のいていたが「久々に楽しめた」と少年のような顔で振り返る。

 「地域で心を込め美味しいものを作る生産者がいる。それを伝えたかった」と、作品には八木下農園(江之浦)の不知火と黄金柑をふんだんに使った。チョコを使った濃厚な作品が多い中「あえてさっぱりと」。キャラメルやペカンナッツ…複雑なアクセントを織り交ぜる事で柑橘の酸味、旨味、香りを引き立たせた作品は、見事金賞に輝いた。「正直ホッとした。頑張ればできるという姿勢を見せられたかな」

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 そんな師匠の姿に追随したのが味と技のピエスモンテ(細工菓子)の部で金賞を獲得した渡邉さんだ。一昨年、飴細工で日本一を掴み「次は大きい作品を」と意気込んでいた。だが昨年搬入直前で土台が破損。「心も折れてしまった」と後向きだった時、「いつまでグズグズしてるの」とハッパをかけられた。

 一転エントリーを決め、得意の花のモチーフに、お店にも並ぶ栗と紅茶のケーキを加えた作品を作り上げた。「温度管理や組み立てが大変で、細かな部分はまだ雑。全国ではオリジナルも加えて挑みたい」と、さらに前を向く。

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 佐藤さん=写真=はマジパンの部で銅賞に入った。可愛らしいキャラクターが並ぶハロウィン風の作品は、通常業務後に先輩からのアドバイスも取り入れて完成させた。「皆喜んでくれた。食べた人を笑顔にするお菓子を作りたい」と話す表情もまた愛らしい。

草間さんのグラン・ガトー。改良し6月中には店頭にも並ぶ予定
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