風魔忍者の観光拠点誕生へ 歴史見聞館がリニューアル

文化

掲載号:2018年6月16日号

  • LINE
  • hatena
耐震改修工事と展示の全面見直しが行われる予定の歴史見聞館
耐震改修工事と展示の全面見直しが行われる予定の歴史見聞館

 「風魔忍者」の観光拠点が誕生する見通しだ。小田原城址公園内の「歴史見聞館」が耐震改修工事とともに展示が全面的に見直され、風魔忍者をメインコンテンツとする内容にリニューアルされる。

 小田原市は6月4日、歴史見聞館の展示物等設計製作設置業務に係るプロポーザル審査で、優先交渉権者に(株)乃村工藝社(東京都港区)を選定したと発表した。同社は、小田原城天守閣改修工事(2015年)にともなう展示の全面リニューアルの際も、制作業務等を手掛けている。

 歴史見聞館は1998年に開設。現在は戦国大名北条氏や江戸時代の宿場町、小田原の観光名所などをテーマにした展示や設備があり、昨年度は約11万5千人が入場している(有料入場者)。

 プロポーザル方式は、事前に条件を示し、提案された企画の中から優れたものを選定する。市は今回の事業に、「風魔忍者をモチーフとし、忍者の存在が学べ、新鮮な体験・体感ができる展示をメインのコンテンツとすること」という項目を盛り込んだ。市では、同社と6月中にも契約を交わしたい考え。8月に耐震改修工事に入り、リニューアルオープンは来年4月を予定している。

 風魔忍者をテーマに誘客に取り組んでいるのが、市観光協会だ。8月下旬開催の風魔まつりに加え、今年2月には忍者の日キャンペーンとして修行体験イベントを実施するなど、子どもや外国人にも人気も高い「忍者」の活用に知恵を絞っている。

 観光協会副会長の外郎藤右衛門さんは、歴史見聞館改修に「北条五代に仕えた忍者を題材とした歴史感とエンターテイメント性を兼ね備えた施設は、新たな観光拠点の一つとなります。この施設を活用して常時誘客、市内回遊性の向上につなげたい」と話している。

 風魔忍者は、初代早雲から約100年関八州を治めた北条氏に仕えた一党。頭領は代々「風魔小太郎」を名乗り小説やゲームのモチーフにもなっている。

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6

小田原市 採択額全国2位

デジ田推進交付金

小田原市 採択額全国2位 政治

防災、観光分野などで活用

5月14日号

旧内野醤油店、利活用へ

小田原市

旧内野醤油店、利活用へ 社会

公有化で地域活性を促進

5月14日号

2030年への道筋示す

小田原市

2030年への道筋示す 政治

新総合計画がスタート

5月7日号

新シーズンへ組織変革

ベルマーレフットサル

新シーズンへ組織変革 スポーツ

発足15年 さらなる進化へ

5月7日号

3年ぶり武者パレードも

5月3日

3年ぶり武者パレードも 社会

「北條五代 歴史と文化の祝典」

4月30日号

『みかんの花〜』で出発進行

JR国府津駅

『みかんの花〜』で出発進行 文化

発車メロ、5月2日変更

4月30日号

あっとほーむデスク

  • 5月14日0:00更新

  • 5月7日0:00更新

  • 4月30日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2022年5月14日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook