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少年院で最後の体育祭 来年3月末で閉鎖

社会

公開:2018年7月14日

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ソーラン節の衣装で閉会式に臨む院生ら
ソーラン節の衣装で閉会式に臨む院生ら

 来年3月末で閉鎖が決まっている小田原少年院(齊藤美紀雄院長)で7月6日、体育祭が開催された。

 雨天のため施設内の道場で開かれた最後の体育祭には、短髪姿の院生40人が参加。大縄飛びやムカデ競走、ソーラン節が披露されると、応援に駆け付けた保護者や保護司などから拍手が沸いた。

 齊藤院長は「最初の卒院生は今年87歳になる。変わらないのはこの古い建物と、みんなと同じように自分自身を見つめていたこと」と激励。院生代表の少年は、「必死にやってきたことは決して無駄にはならない。これが未来への一歩につながっていると信じてこれからも頑張っていきたい」と抱負を語った。

卒院生6千人を最古建物で送る

 1952年に開設した同院の建物は、明治時代に旧小田原藩の獄舎として建てられた。移転し改築したが、国内の少年院としては最古。心身に障害がない12歳以上23歳未満の少年が職業能力開発指導や教科指導を受けており、これまでに約6千人が卒院した。

 法務省は収容人数の減少や施設の老朽化などを理由に来年3月末で同院を閉鎖することを決定。それまでに全員が卒院できるよう、教員が指導にあたっている。

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