小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2018年8月4日
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旭丘高校相撲部のチョイジルスレン君とダライバートル君(ともに3年)が、母国モンゴル代表として世界ジュニア相撲選手権大会に出場し、団体銀メダルに貢献した。
30の国と地域が参加、上位10チームが3人制で決勝トーナメントを戦った。モンゴルチームは先鋒のダライ君が白星で勢いをつけ、大将のチョイジル君が落ち着いた相撲で勝ちきる理想的な展開でブラジル、ポーランドを3─0で次々撃破。「絶対負けたくない」と語っていた日本チームと決勝で相対した。
全勝同士の対戦は「読みが外れてしまった」と、ダライ君が個人戦でも世界一に輝いた花田秀虎君(和歌山商高2年)にはたきこみで敗れ、続く中堅も敗北。優勝の夢は潰えたが、「力を抜いていけといろいろな人に励まされた」というチョイジル君が外掛けで相手大将を退け、意地をみせた。
初の世界大会を終え、「雰囲気がすごかった」(ダライ君)「自分の位置が再確認できた」(チョイジル君)と話し、充実感を漂わせていた。