全国高校総体(インターハイ)陸上競技(三重県伊勢市)で相洋高校が8月6日、女子4×400mリレー(高島菜都美さん、合田陽菜さん、金子ひとみさん、高島咲季さん)で3分40秒99をマークし、日本一になった。
大会最終日の決勝レース。1走の高島姉妹の姉・菜都美さんから上位でバトンを受けた女子部長の合田さん。大会前に「上の舞台でこそ部長の力を発揮したい」と語っていた言葉どおり、第2コーナーでトップに立つと、ここから4連覇中の東大阪大敬愛高との一騎打ちに。3走の金子さんに僅差ながらも先頭でバトンが渡ると、二校の争いはさらに激化し、勝負はアンカー決戦へ。「姉妹で優勝に貢献したい」と話していた妹・咲季さんは最後の直線でライバルを2秒以上突き放す会心の走りで日本一へ導いた。
7年ぶり2度目の頂点に立った女王たちは「去年、『来年勝つためのレースができた』と言ったからにはやらなきゃという思いで今までやってきた」(高島菜)、「大変なこともあったが最後は日本一のチーム」(合田)、「(決勝のメンバーから外れた田井)遥先輩のためにも1位でバトンを」(金子)、「(中学からの先輩合田さん、姉・菜都美さんと)一緒に優勝したかった」(高島咲)と高らかに「相洋」の旗を掲げた。
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