小田原市が海外姉妹都市の米国カリフォルニア州チュラビスタ市と行っている青年交流事業。8月2日から14日まではチュラビスタ市の青年4人が小田原を訪れ、14日から26日には小田原市から3人の青年が渡米した。
チュラビスタ市の青年は小田原滞在中に小田原の青年らにエスコートを受けながら市長、議長への表敬訪問、酒匂川の花火、市内見学、書道やちょうちんづくりなどの伝統文化に触れた。
8日は小田原城を訪れ、興味深く観覧。日本について熱心に勉強しているシャンテル・リベラさん(18)は「文化、交通、伝統、建物に興味がある。小田原は伝統的な建物と近代的な建物が同居していてとても興味深い」と日本語混じりに感想を述べた。チュラビスタ市に城はなく、目に留まるひとつひとつに真剣な眼差しを注いでいた。
一方、日本の青年団は湿気もなく過ごしやすいカリフォルニアの気候の中、市長へのプレゼンテーションやメジャーリーグ観戦等交流プログラムに参加。いつでもどこでも、7人全員が楽しみながら生活を満喫した。
日本側のリーダー・山田萌香さん(21)は「常に新しい人に出会い、皆フレンドリーで、私たちをあたたかく迎え入れてくださった。普通ならこんな短期間で得られないうれしいこと、悲しいことなど様々な感情が去来した。私たちが経験したかけがえのない日々を、来年以降、一人でも多くの方々に体験し、知ってもらいたい」と充実した日々を振り返った。
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