小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2018年10月20日
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大雄山最乗寺での座禅体験（上）とちぼりスイーツファクトリーでの菓子作り体験とそれを見守る中ＲＣ峯会長
小田原市が友好都市締結をしているオーストラリアのノーザンビーチ市（旧マンリー市）との相互交流事業「ときめき国際学校」。10月１日にはノーザンビーチ市の中高生17人が来日した。
10日間の滞在プログラムの中には、小田原城見学や茶道・華道の文化体験が行われ、10月10日には大雄山最乗寺で座禅を体験した。生徒たちは足の組み方や姿勢に苦労しながらも、静寂が支配する空間で目を閉じた。座禅中には水の流れる音に耳を澄ましていたというローラ・ブラウンリーさん（15）は、「とても興味深い体験だったし、リラックスできた。また体験してみたい」と目を輝かせていた。
また、今年の交流事業は初めて民間団体との協力があった。滞在最後の11日を、朝から空港に送り届けるまでを小田原中ロータリークラブ（峯一喜会長）がエスコート。同クラブの国際奉仕事業として「何か手伝えることはないか」と市に働きかけ、実現した。
午前中はちぼりスイーツファクトリー（湯河原町）で製造工程見学と、菓子作り体験をした生徒たち。普段はカップケーキを作るというアニカ・バートンさん（16）は「デコレーションは難しかったけど、いい香りに包まれてすごく楽しい時間。機械の梱包作業がとても面白かった」と話した。一行はその後、魚座（真鶴町）で昼食をとり、横浜中華街観光をして空港に行き帰国した。
