小田原版 掲載号:2018年12月15日号
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下曽我だるま市を主催する下曽我商工振興会の会長を務める 内野 重孝さん 曽我別所在住 64歳

継続こそ力なり

 ○…下曽我駅前通りで毎年12月24日に開催していた下曽我だるま市の会場を今年から同日に宗我神社に変更して行う。主催する下曽我商工振興会の会長を務めること3年目。近年は「年々衰退していた」というだるま市の会場変更は今後も継続していくための方策のひとつだ。「何とか下曽我地区を盛り上げたい」と思いを込める。

 ○…1922年に創業した梅とみかん農家の三代目。生まれも育ちも曽我別所。幼い頃から常に祖父や父を手伝い、大学卒業と同時に梅の本場、和歌山県へ。一年半、梅干しの勉強と研修を重ね、小田原に戻るとすぐに渡米。アメリカオレゴン州でアメリカンチェリーや梨、りんごなどの落葉果樹について学んだ。帰国後は後を継ぎ、自身の代では梅一本に絞り、十郎や南高、白加賀など多岐にわたる品種を育てる。その生産量は年間約20トン。農家の傍ら収穫した果実や加工品を販売する「内野商店」を経営し、奥さんとほぼ二人三脚で店を切り盛りしている。

 ○…「昔は下曽我駅周辺も華があったみたい」。近所の人たちから譲り受けたという地図には映画館や旅館、パチンコ屋そして芸者置屋などが軒を連ねていたことが記されていた。「私も小さい頃は10円、20円を握って駄菓子屋に通っていた」。その横顔が微笑ましい。

 ○…16代目の会長として、2月に開催される曽我の一大イベント梅まつりの準備も並行して進めている。同時開催される商工振興会の恒例の催し五郎十郎市(来年2月16日、17日)での大抽選会は毎年、地元の人たちで活気に溢れる。「終わらせるのは簡単だけれど、すべて続けていかないと」。時代の変遷に負けない力強さがある下曽我には歴史や文化と共に、商人たちの思いが根強く残っている。

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