小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2019年1月12日
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小田原漁港の水産市場と酒匂の青果市場で1月5日、「小田原市公設地方卸売市場 初市式」が行われた。
水産市場=写真左上=では、まだ辺りが暗い午前5時半ごろから初セリが開始。この日は約160kgのアブラボウズ(オシツケ)をはじめ、3トン以上のマルソウダやアジ、イシダイ、アワビほか、10トン近くが地元から水揚げされた。「冬場にしてはよくとれた」と関係者は話し、空が朝焼け始めた7時ごろ、生産者、卸売業者らが見守るなか、買受人組合・古川孝昭組合長発声の手締めをもって今年一年の豊漁を祈った。
一方、青果市場=写真右上=では、午前8時ごろから初市式を開始。市場には、ダイコンや白ネギ、イチゴ、ミカンなどが並んだ。壇上には小田原青果出荷組合の門松好克組合長と小田原中央青果出荷組合の府川信明組合長があがり、関係者や買受人が見守る中で、一年の豊作を祈念して万歳三唱を行った直後にせりベルが鳴り、青果市場の初セリが始まった。