市内の社会人バレーボールチーム「曽我クラブ」(久保寺浩一監督)が昨年11月に第67回全国青年大会バレーボール競技で小田原勢として初優勝。12月末には加藤憲一市長を表敬訪問した。
日頃、地域で地道にスポーツや文化活動に携わっている青年たちに参加資格がある同大会。35歳以下の9人制で競い、国民体育大会や国際競技大会などに参加した経験者がない人に限られている。
昨年6月の県予選を勝ち抜き、全国へは2大会連続出場となった曽我クラブ。8チームが2ブロックに分かれて行われた予選リーグを3連勝し、1位で決勝トーナメントに進んだ。準決勝は全目黒(東京)にセットカウント2―0でストレート勝ち。決勝戦は福岡の柳川クラブに第1セットは落としたものの、その後の2セットを連取し、小田原勢としても初優勝を手にした。
久保寺監督は「出場年齢に制限があり、選手を9人集めることすら難しい状況で、選手たちは本当によくやってくれた」と称えた。キャプテンの関拓也さん(27)は「生まれも育ちも曽我。中学、高校時代に共に戦ったメンバーと社会人になって全国制覇できたことが何よりうれしい」と大会を振り返った。
曽我クラブは1970年頃に前身の「曽我むさし」として発足。当時は曽我地域出身の選手で構成されていたが、次第に市内の他地区や近隣の市町の選手たちも集まるようになり、県大会で優勝するなど好成績を収めてきた。現在も曽我小学校を拠点に市内外で練習を重ね、23歳から30歳まで15人が所属する。教員や自営業、公務員、小売業など選手たちの職は多岐に渡る。
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