小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2019年2月9日
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36年前から続く相洋高校の「卒業生送別豚汁会」が1月31日に同校で行われ、生徒会と在校生で組織された実行委員から3年生444人に次々と豚汁が配られた。
小雨が降る早朝、4つの大鍋に食材を入れ、調理を開始。約3時間煮込まれた鍋は湯気を上げ、途中生徒たちから「出汁の味が濃いかもしれない」との声も上がったが、集まった卒業生たちが笑顔で頬張る姿に不安は一掃された。
後藤大輝生徒会長(2年)は「感謝の気持ちを込めた。3年生が笑顔で食べてくれてよかった」と話すと、前生徒会長の青木実玖さん(3年)も「味はばっちり。後輩たちには自分たちで学校行事を作り上げてほしい」と感謝の言葉を贈った。