「LIBERTY小田原日本語学校」(市内本町・倉田雅史理事長)の入学式が、4月8日に市民交流センターUМECOで開催された。
今回入学した5期生は16人で、ベトナムやタイなど東南アジアの出身者が中心。入学式ではフィリピン人のガブリエルさん(23)が新入生を代表し、「私たちは皆、大学進学や就職のために日本語を学びにきた。これから日本語が上手になるために、長い旅に出ます」と来日前に学習したという日本語であいさつ。会場から大きな拍手が沸き起こった。ガブリエルさんは将来、日本でゲーム業界に就職するのが夢だという。
同校は県西初の日本語学校として2016年に開校。学生は日本語能力試験合格を目標に約2年かけて語学を学ぶほか、課外授業を通じて日本文化にもふれる。学費や生活費を稼ぐため、学業のかたわらアルバイトとして地元で働く学生も多い。
開校に至るまでも行政への許認可など難題が山積みだったが、外国人が日本で学び、働くには規制が多く、今もなお受け入れ側としての苦労が多い。しかし、倉田理事長は「学生たちの学ぼうとする意欲に応え、母国との橋渡しをしてあげたい。雇用先として、地域の皆さまにもご協力いただけたら」と話していた。
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