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4月1日から小田原二世会の会長に就任した 大森 大さん (株)大広社代表取締役社長  44歳

公開:2019年4月20日

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切り替え上手な頭脳派

 ○…会の名前と反し若手起業者などいわゆる二世でなくてもウェルカム。例会は各方面のプロを招いた座学がある一方、工場など社会見学に出かけることもある。幼保園児を夢の世界に誘う人形劇は、43回継続するメイン事業だ。「上下関係がなくフラットで刺激しあえる仲。純粋に楽しい!」。一言でいえば異業種交流団体。だが聞く側が釣られて笑顔になる程、活動を語る顔には充実感が漂う。55歳での卒業を控えるメンバーが多く「同志を増やしたいですよね」。就任早々課題に直面するも「やっちゃるか」と楽しむ気持ちを忘れない。

 ○…経営する看板製作の会社は父が創業。小学校の卒業文集には、憧れの職業「パイロット」と現実的な将来像「看板屋」の両方を記した。「手のかからない優等生」な長男坊は、幼い頃から漠然と二世の道を意識。大学を卒業後、広告代理店で海外畑を経験し、10年を区切りに小田原へ戻った。人情肌の父と冷静沈着な自分。対称的な性格ゆえの衝突もあったが、円滑な方法を模索する中でいつしか父にも認められる存在に成長した。昨年はビオトピアの看板を手掛け「遠くからでもわかるし見上げる時は感動しますね」と、綻ぶ表情もまたイキイキしている。

 ○…実は「寝る事が特技」。家庭や仕事での些細な揉め事は「99%次の日にスッキリしている」とカラっと笑う。「考える時はきちんと。でもどうにもならない事は寝ておしまい」と切り替えはお手の物のようだ。無類の飛行機好きで、規定数搭乗すると得られる優待会員になるべく、乗り継ぎを繰り返す空旅を敢行するほど。有名なグルメ店巡りにも精を出すなど趣味も多彩。「限られた人生、プラスになる事に使いたいでしょ」。オン・オフのスイッチを使いこなし、いつだって全力投球だ。

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