駅ビル「ラスカ小田原」で働くスタッフの接客力を競うロールプレイ大会が5月22日に開かれた。
神奈川・静岡のラスカ各店で予選を行い、上位者で競う本大会でラスカスターを決定するもの。販売スキルやコミュニケーション力のほか「お客様の気持ちに寄り添い、一歩先を考えた行動ができるか」というラスカマインドが審査される。
小田原・熱海の合同予選会には、食品・飲食部門と物販部門あわせ28人がエントリー。決められた競技時間の中で、顧客役の演者に各店自慢の商品を紹介、売り込むパフォーマンスを披露した。
昨年ラスカスターに選ばれた鈴木理紗さん(キタムラK2=写真上)は、顧客との会話から利用頻度や使い道などを丁寧に引き出し、具体的な提案まで結びつけ、審査員から高評価を得た。地元企業・鈴廣かまぼこから出場し、本大会へ駒を進めた高橋海友さん=写真下=は「自分の接客スタイルがどのお客様から見てもおもてなしが出来ているかを知るためにも頑張りたい」と意欲を示した。
鈴木さん、高橋さんほか7人が本大会への切符を手にし、同店は「今後もショップでの接客力向上のきっかけになれば」と総括した。