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湯河原に新たな防災拠点 コミュニティセンター完成

社会

公開:2019年6月22日

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(上)センター外観・(左下)防災用井戸・(右下)最大で350人収容できる会議室
(上)センター外観・(左下)防災用井戸・(右下)最大で350人収容できる会議室

 旧湯河原中学校跡地で建設が進められていた「湯河原町防災コミュニティセンター」がこのほど完成し、6月10日・14日に報道向けの内覧会が行われた。7月1日から一般利用を開始する。

 建物は鉄骨造で地上2階地下1階建。延床面積は1997・21平方メートル。平常時は住民のコミュニティ活動の場となる多目的スペースを7室備え、災害時には災害活動の拠点および260人が収容できる避難所としての機能を持つ。地下の防災倉庫には約1千人が3日間過ごせる食糧や生活用品、発電機、投光器、救出用機材も保管されている。また、屋外には防災用井戸も設けた。

 旧湯河原中跡地、約1万坪についての利活用検討を始めたのは2009年4月。プロジェクトチームで協議を重ね、「地域コミュニティ」と「福祉」「防災」を兼ね備えた施設を設置することに決まった。16年に設計を開始、翌年9月から着工、今年3月に完成した。総事業費は約9憶円。そのうち2千万円を国の補助金で、1千万円を県の補助金で補う。

 同敷地内にあった教育センターは老朽化のため解体され、センター内1階に教育委員会が入所した。来年4月には隣接地にJCHO湯河原病院が完成予定で、3年後には県小田原養護学校分教室の開校も予定されている。

 同センターのコミュニティスペースの貸し出しは7月1日(予約は6月1日から受付中)から開始する。

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