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カンボジアの子どもに靴を 相洋高 体育館履きを再利用

教育

公開:2019年8月10日

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1足ずつ体育館履きを洗う
1足ずつ体育館履きを洗う

 炎天下で汗を流しながら、手洗い場でゴシゴシと体育館履きを洗っているのは相洋高校(小田原市城山)のインターアクト部の部員たち。

 インターアクトクラブとは、ロータリークラブ(RC)が提唱する12歳〜18歳が対象の奉仕団体(部活動)。相洋高では小田原RCにより1965年に設立された。

 同部が今年度新たに取り組んでいる活動が、発展途上国の子どもに靴を送るプロジェクトだ。きっかけは古屋駿会長(3年)が1年生の時。体育館履きの多くが卒業とともに廃棄されているのをみて「もったいないし、何かに活用できないか」。卒業生に声を掛け体育館履きを集め出した。

 2年間でその数約300足。「部室の半分が体育館履きを入れた段ボールで埋まってきた」なか、井山保彦顧問がカンボジアやフィリピンの子どもたちに靴を送っているNPOを知った。

 プロジェクトリーダー川上雄一郎さん(2年)が中心となり、ほぼ毎日靴を洗い、干してから段ボール詰めの作業を続けた。これまでに発送した約200足はNPOからカンボジアの子どもたちへと届けられる。

 古屋会長は「カンボジアの子どもに、クメール語で手紙を書こうと思っています」と笑みをこぼす。井山顧問は「近隣の中学・高校とも一緒にできる様になれば」と活動の広がりに期待を寄せる。

井山顧問とインターアクト部の部員
井山顧問とインターアクト部の部員

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