夏休みを活用し、地域の青少年らが国際交流を楽しむイベントが各地で行われた。
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小田原市と海外姉妹都市提携を結んでいる米国カルフォルニア州チュラビラスタ市との青年交流事業が、8月2日から13日に市内で行われた。
チェラビスタ市の大学生ら4人が、小田原市の大学生と共に市議会議場の見学や日本文化を体験するプログラム。8日には小田原ちょうちん製作ボランティアの会の協力で、提灯づくりにも挑戦した。
アーサー・シプルートさんは、「提灯というものを初めて知った。自分でもできてうれしい。小田原は伝統が残る街ですね」と感想を話していた。
13日からは小田原市の大学生4人がチェラビスタ市を訪問。24日まで滞在し、文化交流を図った。
独自のツアー考案
小田原青年会議所は8月4日、「私たちのまちにいらっしゃい〜グローカルツアー〜」を開催した。自分たちの住む地域の魅力や歴史を学びながらグローバルな人材を育成しようと、昨年に続き実施された企画。一般から募った足柄下郡や小田原市の小中学生26人がガイド役として、外国人に地元の見どころを紹介するツアーのプラン作成について6月から話し合いを重ねてきた。
ツアーに参加したのは、地域に住む東南アジアや欧米出身の外国人14人。児童生徒は言語の違いにも臆することなく積極的にコミュニケーションを図り、貴船神社や早雲寺、遠藤貝類博物館など地元の名所を案内したほか、地元のグルメも楽しんだ。
ガイドを務めた生徒は「違う文化のことを話し、知ることができて良かった」と感想を話した。
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