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専門医に聞く 医療レポート足柄上病院シリーズ㊵ 頭痛、手足のしびれを感じた時は 取材協力/県立足柄上病院
足柄上病院では、今年4月から脳神経外科に波良勝裕医長が着任した。今回は同院が行う治療法や予防法などについて話を聞いた。
―脳神経外科ではどのような治療を行っていますか
脳神経外科の治療は脳から始まり、脊髄や一部の末梢神経までに及びます。脳血管障害や脳腫瘍、脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血そしてカテーテル(血管内治療)まで幅広い治療を担っています。
また当院で診察、治療をしてさらに専門的な治療が必要だと判断した場合は、私たちが連携している他院の先生を紹介して最先端の治療を行っています。
―どのような症状を感じた時に受診をすればよいですか
今まで感じたことのない頭痛や手足のしびれを感じた時、呂律が回らなくなるなどですが、緊急時はまず救急で受診をしてください。
―主に注意が必要な年齢層はありますか
脳神経の異常は必ずしも高齢者が多いというわけではなく、脊髄から来る神経症や基礎疾患、脳卒中などさまざまなので、どの世代の方でも日頃からの注意が必要となります。
―予防法はありますか
内科的な疾患があると脳神経の異常は起こりやすくなります。高血圧や糖尿病の予防が主に関わってきます。それに付随して脂質の軽減や禁煙などもあげられます。私たちも内科の先生方にも協力してもらい、コントロールしてもらいながら予防に努めます。
地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立足柄上病院
神奈川県足柄上郡松田町松田惣領866-1
TEL:0465-83-0351
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こどもタウンニュースけんせい4月18日 |
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