小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2019年9月28日
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姥子駅でロープウェイに乗り込む観光客＝２４日
噴火警戒レベルの引き上げにともない立ち入り規制を行っている大涌谷園地への立ち入りについて、箱根町は９月19日、基準の一部見直しを発表した。
５月19日のレベル２（火口周辺規制）への引き上げ以降、大涌谷園地への業者の立ち入りは施設等の保守管理業務について例外的に許可してきた。今回の見直しは、箱根ロープウェイの運行業務、「黒たまご」を扱う奥箱根観光の製造業務を追加で許可するもの。
これを受け、全線で運行を停止していた箱根ロープウェイは21日、桃源台駅―姥子駅間で営業を再開。乗り場は約４カ月ぶりに観光客の賑わいを取り戻した。同社担当者は「一部ではあるが運行再開は大変うれしい。引き続きお客様の安全を第一に対策に取り組みたい」と話している。
奥箱根観光は10月１日から、くろたまご館４（仙石原）で黒たまごの販売を再開する。立ち入りに２時間程度の時間制限があるなかでの製造となり、数量限定販売となる。販売開始は午前11時ごろを予定している。
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