高校野球の秋季県大会準決勝が10月5日、保土ケ谷球場で行われ、相洋高校が東海大相模高校と対戦。1対12(8回コールド)で敗れ、上位2校に与えられる関東大会出場権獲得は叶わなかった。
昨秋、今夏に続く王者への3度目の挑戦は、またも高い壁に阻まれた。試合までの2週間、できる限りの準備をやってきたが「力を出し切れなかった」とナインは一様に唇をかんだ。
初回、2回とエラーや不運な当たりで3点を許した相洋。対する攻撃ではバントミスで好機を逸するなど、流れを自ら手放してしまう。ファーストストライクを振りにいけなかった相洋と、積極的に打ちにきた相模。「野球の流れがある。前半の差が後半に出てしまった」と高橋伸明監督。その後長短打を織り交ぜた相模打線が爆発し、エース本田眞也投手が6回で引きずりおろされると、続く石井将吾、吉川宗吾の投手陣も打ち砕かれた。
完封コールド寸前の8回裏、先頭の小倉千琳選手が出塁、加藤陸久主将のタイムリー2塁打で一矢報いたが、後続が倒れゲームセット。加藤主将は「5点以内に抑え、打ち合う想定だったが出し切れなかった」。『劣勢に強く』を掲げるも「徐々にしぼんでしまった感はある」と肩を落とし、本田投手は「やるべき事が出来ず、序盤流れを作るべき所でやられてしまった」と悔やんだ。
過去2度の対戦を経て「選手は”戦えるぞ”という気持ちで初めて入ったと思う」と話す高橋監督は「この負けをどう感じるか」と続けた。跳ね返された壁にどう挑むのか。「同じ神奈川の高校生、絶対負けられない」(加藤主将)、「格上にみるのではなく同じ土俵で勝負して次こそ勝ちたい」(本田投手)。下を向いている時間はない。
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