特定非営利活動法人日本武道総合格闘技連盟 長野事務所が主催した「全日本ジュニアRF(リアルファイティング)武道空手大道選手権大会」が9月22日に長野県で開催され、東富水小学校2年の高原浩久くんがビギナークラス(5級〜8級)の小学2年生の部で初優勝した。
RF空手は、打撃・投げ技に加え、極め技(一部制限あり)を解禁したより実践的なジュニア格闘技。ビギナークラスでは、ヘッドガードを着用し、KO、ギブアップによっても勝敗が決まる。
高原くんは兄の影響で4歳から空手、キックボクシングなど総合格闘技を指導する「蒼天塾」(小田原市栢山・田代徳一塾長)に通い、RF空手を始めた。同年代よりひと回り大きい139cm、51・5kgと恵まれた体格を活かしたパワー型の格闘スタイルを特徴とする。
今回が初の全国大会出場だったが緊張をものともせず、初戦から得意の前蹴りをさく裂させた。決勝戦を含めた3試合すべてKO勝ちと圧勝で優勝を掴んだ。
高原くんは「勝ててうれしい。金メダルは生まれたばかりの妹にあげたい。来年の世界大会出場を目指してがんばりたい」と、喜びと今後の意気込みを語った。