甘く考えず命を最優先 台風被災地で学んだ教訓

社会

掲載号:2019年10月26日号

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室内に堆積した泥(上)、路上に積まれた家財道具=川瀬さん提供
室内に堆積した泥(上)、路上に積まれた家財道具=川瀬さん提供

 台風19号により千曲川が決壊し、甚大な被害を受けた長野市。10月15日から災害ボランティアセンターを開設し、多くのボランティアが活動を始めた。小田原市酒匂郵便局長の川瀬潤さんも、19日に現地を訪れて活動に参加した一人だ。

 SNSを介して知り合った郵便局長のネットワークを通じ、長野市に住む元局長の自宅が被災したことを知った川瀬さん。必要な支援を尋ねると「物ではなく人手」であったことから、千葉・新潟県内の仲間と計7人で被災地を訪問することを決めた。

 降り立った長野駅周辺は被害もなく、通常と変わりなし。ところが少し車を走らせると、にわかに倒壊家屋が目立つようになった。「すぐ近くでコンビニが営業しているのに、一方では家財道具が道路に山積みになっている。被害が局所的であることが分かった」

 決壊地点から300m程の距離にあった元局長の家は、1階部分が浸水。室内にくるぶし辺りまで堆積した泥を除去していると、埋もれた家電も次々見つかった。周辺に畑が多いわけでもなく、大量の泥がどこから来るのか不思議に感じたという。

 近隣では倒壊したり流された家屋もあった。「二階にいれば安全とは言えない。台風を軽く考えず、何かあれば命最優先で避難すべき」と、被災地で得た教訓を語った。

好天で舞う土埃

 被災地支援や林業再生に取り組む「報徳の森プロジェクト」は、福島県相馬市が水と支援物資を呼びかけていることを知り、14日から対策を検討。「安心して飲める水が欲しい」との声を受け、20日朝にこれまでの活動を通じて親交のある被災家屋へ20リットルタンク6本分の水を届けた。

 床上浸水のあった相馬市でも長野市同様、辺りに泥が堆積。自衛隊が除去にあたっていたが、好天に恵まれた20日には泥が乾燥し、「一部地域ではひどく土埃が舞っていた」という。

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