小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2019年10月26日
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真鶴町の小高い丘の上に静かに佇む「海の星 真鶴カトリック教会」=写真=が、今年の12月で60周年を迎える。
1959年、真鶴や湯河原に住む信者たち念願の司祭館兼仮御聖堂が創られ、初代主任司祭ライス神父が着任した。海が見える小さな教会として親しまれ、誕生から10年後、信者も増えて聖堂が狭くなってきたことから、現在の御聖堂が創られたという。「当時は教会を創れる人が近くにおらず、東京から大工さんを呼んだと聞いています」と信徒会委員長の古宇田和夫さんは話す。建立から50年を迎えた教会の屋根にそびえる塔は「電車からも見えるらしいですよ」と妻の睦さん。最近はミサの参加者も少なくなっているというが「今も変わらずに、ここにあることを知って欲しいです」。
12月1日(日)には記念の声楽ミニコンサートを開催する予定。問い合わせは小田原教会【電話】0465・22・2590へ。