小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2019年10月26日
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小田原北条氏の初代伊勢宗瑞(北条早雲)の没後500年に合わせ、小田原城天守閣4階企画展示室で特別展「伊勢宗瑞の時代」が開催されている。宗瑞を単独でテーマにした企画展は初めて。
注目は初公開の「山内上杉顕定書状」。これまでの宗瑞小田原進出の時期を覆す資料だという。米沢藩上杉家家臣の子孫の家で発見され、小田原城天守閣が譲り受けた。同家で発見された文書の多くは国宝指定を受けており、「本来ならば『国宝』のはず(展示解説)」という。
そのほか、宗瑞の肖像画や発給文書(パネル展示)、応仁の乱で被災した瓦や宗瑞が関東に進出した時代に使われていた「かわらけ(土器)」などを見ることができる。
なお、一般には北条早雲の名が知られているが自身では名乗ったことが無い(北条を姓とするのは2代氏綱から)ことから、企画展では伊勢宗瑞で統一している。
入館料一般510円・小中学生200円。期間12月10日(火)まで。午前9時から午後5時(最終入館4時30分)。(問)小田原城総合管理事務所【電話】0465・23・1373
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