安藤穂弦さんに文科大臣賞 伊勢神宮奉納書道展で

文化

掲載号:2019年11月2日号

  • LINE
  • hatena
授与された盾を手にする安藤さん
授与された盾を手にする安藤さん

 伊勢神宮内宮で11月4日まで開催中の「第58回 伊勢神宮奉納書道展」で、小田原市小台在住の安藤穂弦(すいげん)(本名・まゆみ)さん(50)が、最高賞である文部科学大臣賞に輝いた。

 国内外の書道愛好家たちの作品が一堂に会する同展。安藤さんが参加したのは、「競書の部」のうち大学生や一般を対象とした部門(半紙)で、応募総数は1108点に上った。

 出品したのは、中国にかつて存在した国「北魏」(386―534年)の石盤に刻まれた「造像記」(仏像制作時などに製造の由来などを記したもの)にある言葉を臨書した作品=写真下。審査の結果、石盤の文字の特徴を捉えた巧みな筆致が高く評価された。

 「受賞の連絡を受けたとき、何かの間違いではないかと思うほど驚いた」と安藤さん。「『継続は力なり』というように、一つのことを長く続けていると良いことがあるんだな」と喜びを語った。

母の勧めで出合った書道

 小田原市に生まれ育ち、書道との出合いは小学1年のときだった。「自分の名前をきれいに書けるように」との母の勧めで地域の書道教室に通い始めると「書き手の心情が投影され、二度と同じものは書けない」という書の魅力にのめり込んだ。

 現在では、夫と2人で内装業を営む傍ら「昴書道会」に所属し、多忙な中でも半紙と向き合う。また今年は、書道を習うきっかけをくれた両親の金婚式を記念し、感謝の言葉をしたためた書作品を贈呈。2人の嬉しそうな笑顔は一生の宝物だという。

 「思い通りにいかないこともあるが、ともに練習に励む仲間がいるおかげで続けてこられた。これからも腕を磨いていきたい」と話している。

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6

箱根を認定 3年連続

アニメツーリズム協会

箱根を認定 3年連続 文化

訪れてみたいアニメ聖地

11月9日号

加藤市長が出馬表明

小田原市長選

加藤市長が出馬表明 政治

「総仕上げ」として4選目指す

11月9日号

「禁煙宣言」で取り組み強化

小田原医師会

「禁煙宣言」で取り組み強化 社会

受動喫煙防ぐ環境対策も

11月2日号

持続可能な地域社会へ

持続可能な地域社会へ 社会

おだわらSDGs実行委 発足

10月26日号

箱根初プロ野球選手へ

勝俣翔貴選手

箱根初プロ野球選手へ スポーツ

オリックスから5巡目指名

10月26日号

湯河原に伊能忠敬の足跡

湯河原に伊能忠敬の足跡 文化

吉浜と門川に記念碑完成

10月19日号

あっとほーむデスク

  • 11月2日0:00更新

  • 11月17日0:00更新

  • 6月2日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年11月9日号

お問い合わせ

外部リンク