小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2019年11月9日
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国選択無形文化財の湯立獅子舞などでも知られる箱根町宮城野の諏訪神社が、10月12日の台風19日号の影響で地盤が崩れる被害を受けた。
氏子総代会長の瀬戸弘之さんによると、12日の夕方、境内の一部の地盤が崩れ土砂が向かいのマンションまで流れ込んだというという。「過去に例がないくらいのひどさ」と瀬戸さんは肩を落とした。幸いにも本殿への直接的な被害はなかったが、予断を許さない。
完全な修復には数千万円かかるという話もあり、費用の捻出に瀬戸さんは頭を悩ませている。今後は、神社役員他で集まる奉賛会を立ち上げ、費用の件などを話し合うという。瀬戸さんは「このように被害が生じたが、幸いにも人的被害はなかった。神社がかぶってくれたのだと思う。そう思うと、神社をこのままにしておくのは申し訳ない。少しでも早く修復しなくてはいけない」と話した。
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