花咲く小田原勢 フラワーデザイン競技会で入賞

文化

掲載号:2019年11月9日号

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河野さんの作品(左)と椿さんの作品 ©photographer Macoto Murayama
河野さんの作品(左)と椿さんの作品 ©photographer Macoto Murayama

 横浜で10月に開かれたかながわ花フェスタ21。花にまつわるさまざまな展示が行われる中、2つのフラワーデザイン競技会が実施され、小田原の(株)花政の河野精一朗さん(49)と椿尚美さん(40)、西湘高校の小山愛梨さん(16)がそれぞれ入賞した。

ハナマサW快挙

 日本最大級の競技会「ジャパンカップ」への出場をかけた神奈川ブロック代表選考会で、椿さんは3位に輝き、本大会への切符を獲得した。

 持ち込み作品による予選を経て、ファイナルでは上位通過者が即興で花束とテーブルアレンジを創り上げる。椿さんは「応援花」がテーマの予選に、V字のフレームに紅白の花をあしらった作品を出品。スチールグラスを扇状に挿すことで声援が飛び交うような「応援合戦」を表現し、1位通過した。ファイナルでは花器を巧みに配置し、ガーベラの赤、白いアナスタシア、グリーンカーネーションの「黄金比」を意識したテーブルアレンジで高評価を得て、3位をつかみとった。

 ※   ※   ※

 県最大級の「クイーンズカップ」に出場した河野さんは「enjoy」をテーマにした予選で、コスモス等を挿した土台が石の上に不安定に立つ作品で挑んだ。カフェで興じたロックバランシングからヒントを得て「アンバランスな面白さを表現できた」と3位で予選を突破。ハロウィンをテーマにしたファイナルでは、ジャックオランタンの口をイメージしたユニークな作品を創り上げ、準優勝を果たした。

 「自分は0から1を生み出し(椿さんは)1を10にできる凄さがある」と河野さんが評するように2人は師弟であり、ライバルであり、良きパートナー。「綺麗の表現の仕方はそれぞれ。これからも磨き合っていければ」と顔を見合わせ、笑った。

初代王者に小山さん

 新設されたクイーンズカップの学生部門で、小山さんは初代王者に輝いた。予選の持ち込み作品では、宝物を集めた鳥の巣を表現。幼少期からフラワーアレンジを習ってきたが、評価を受けるのは初めてといい「緊張して手が震えていたが、悔いなくできたので良かった。賞が取れてうれしい」とはにかむ。花の魅力を「形や匂い、楽しみ方が沢山あってワクワクする」と語り、「これからも花に携われたら」と笑顔を見せた。

河野さん(左)と椿さん
河野さん(左)と椿さん
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小山さんと鳥の巣を表現した作品

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