神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

ホーム城山でつないだ絆 相洋が3位入賞、関東へ

スポーツ

公開:2019年11月9日

  • X
  • LINE
  • hatena
(上)レースを終え笑顔の相洋勢
(上)レースを終え笑顔の相洋勢

 都大路への挑戦権をかけた「神奈川県高校駅伝競走大会」が11月2日、城山競技場で行われ、相洋高校が2時間8分26で3位に入った。

 台風19号の影響で例年の丹沢湖周辺ロードレースから、襷をつながず、各区決められた距離(周数)を走り、全7区の合計タイムで競うトラックレースに急遽切り替えて実施された県予選会。相洋にとって城山競技場は、普段から練習を行うホームグラウンド。「襷をつなげないのは残念だがアドバンテージになる」。全員でさっぱりと坊主頭にまとめ、前日は学校に泊まりこみ、気持ちを一つにして決戦の朝を迎えた。

 1区を出場校55校中区間8位でスタートすると、2〜4区も好順位をキープ。関東大会出場圏内の6位以内につけながら迎えた5区では、石塚颯太さん(2年)が前を行く選手と接触、巻き込まれ転倒してしまうアクシデントに見舞われるも、「焦っても無駄。一秒を縮めていこう」と必死に食らいつき、残り2区間にすべてを託した。

怪物ぶり発揮

「皆で走れて楽しい」。800mの日本王者で、中距離を主戦場としながら、駅伝にも参戦してきたクレイアーロン竜波さん(3年)が6区に登場。「チームのためにどれだけタイムを出せるか」と、号砲と同時に飛び出すと、後続を突き放して独走。初めて走る5000mを物ともせず、独壇場のレースで会場を沸かせ、区間賞の走りでチームを4位へと引き上げた。

 最終7区でも粘りをみせた相洋は、昨年から一つ順位を上げる3位でフィニッシュ、関東大会への出場権を獲得した。各県の1位校を除く最上位になれば、地区代表として都大路を走るチャンスはまだ残されている。もう一度、襷をつなぐ喜びを感じるために「関東でも出し切っていきたい」(高瀬凪主将)と前を向いた。
 

(下)会場の度肝を抜いたクレイさん
(下)会場の度肝を抜いたクレイさん

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のローカルニュース最新6

商議所が合同入社式

商議所が合同入社式

21事業所124人が参加

4月20日

シネマ館で金次郎鑑賞

シネマ館で金次郎鑑賞

城北RCが市民招き企画

4月20日

相撲取って力比べ

参加募集

相撲取って力比べ

5月4日、早雲杯を初開催

4月20日

親なきあとを支援

親なきあとを支援

 ミニセミナー

4月20日

出馬予定者が討論会

小田原市長選

出馬予定者が討論会

小田原青年会議所が主催

4月20日

求む、纏の振り手

求む、纏の振り手

舞台は北條五代祭り

4月20日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook