神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

小田原が舞台「お仕事小説」 迎ラミンさんが新書

社会

公開:2019年11月23日

  • X
  • LINE
  • hatena
平井書店(小田原市)で平積みされている本
平井書店(小田原市)で平積みされている本

 物語の舞台は、県立有数の伝統ある進学校で「百段坂」を登らなければならない…と、どこかで聞いたことがある「県立坂之上高校」。小田原が舞台の学園小説『保健室のヨーゴとコーチ』が光文社キャラクター文庫から10月10日に出版され、全国の書店で販売されている(726円)。

 作者は、小田原高校出身の迎ラミンさん。小説『白黒パレード〜ようこそ、テーマパークの裏側へ!〜』(マイナビ出版)で昨年デビューし、出身校以外は、年齢、性別も非公開とベールに包まれている新人作家。職業をテーマとした「お仕事小説」を得意とし、テーマパークのダンサーや試食販売員などあまり知られていない職業の裏側に注目し、働く意味や意義を青春小説に仕上げて伝えている。

 3作目となる今回は、「男性の養護教諭(保健室の先生)」がテーマ。「物語を構想する中で男性養護教諭が全体の2%に満たないことを知り、興味を持った」という。国内外の論文や養護教諭の体験談などベースに人物像を決め、少数派ゆえの世間からの誤解や養護教諭になるための資格などについても織り込んだ。「現在の保健室、部活指導について知る機会にもなれば」と迎さん。

 また、作中には小田原高校を中心に三の丸小学校、小田原城の藤棚など市民なら思わずニヤリとなるシーンも多数あるのも特徴だ。「まだまだ知らない職業がたくさんあることを知ってもらい、楽しんでもらえれば」と話した。

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のローカルニュース最新6

地元の川を一斉清掃

地元の川を一斉清掃

「クリーンもりと」71人参加

4月13日

観桜地までの道を美化

観桜地までの道を美化

強羅・宮城野エリア

4月13日

尾崎一雄をめぐる

尾崎一雄をめぐる

4月21日 文学散歩、講演会

4月13日

若者の活躍を応援

小田原市

若者の活躍を応援

アイデアを募集

4月13日

ミナカ小田原が寄付

ミナカ小田原が寄付

能登半島地震の義援金

4月13日

運動の楽しさを知って

小田原サッカー協会

運動の楽しさを知って

酒匂川河川敷で体験会

4月13日

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook