◆国府津商工振興会
国府津商工振興会(朝倉一彰会長)は11月26日、小田原市役所を訪れ、10月の「第5回『みかんの花咲く丘』ファミリーコンサート」での寄付金1万8678円を市に贈った。台風19号の被災者支援のために募ったもので、朝倉会長は「全額を市の防災対策に役立ててほしい」、加藤憲一市長は「時間はかかるが、沿岸部に消波ブロックを造るなど対策を検討したい」とした。
♦サンライズウインドアンサンブル
吹奏楽団サンライズウインドアンサンブルはこのほど、チャリティー演奏会で集めた金額のうち5万8775円を箱根町に寄付した。台風19号で被害に遭った地域を支援しようと、11月24日に御殿場市民会館で開いた第6回定期演奏会で募金箱を設置し協力を仰いだ。同団は、同じく被害に遭った小山町にも5万8775円を寄付した。
◆ネッツトヨタ湘南㈱
主催するチャリティイベントで集めた寄付金をもとに、福祉改造車両1台を小田原市内の団体「車窓の会」に寄贈した。加藤良一社長によると、地域密着型企業をめざし、22年前から同社の店舗がある県西地区の団体に毎年実施している事業。高齢者の送迎をボランティアで行っている同会の北川行雄代表は、電動で車椅子を出し入れできる車両に「涙が出るほど嬉しい。室内も広く利用者も喜ぶ」と話した。
◆相洋高等学校
生徒会が中心となって、チャリティコンサートで実施した募金と文化祭の収益金・合計5万円を箱根町に寄付。同町在住の加藤百香生徒会長(2年)と田中千帆さん(1年)が山口昇士町長のもとへ届けた。同町から通う生徒も多いことなどを伝え、山口町長は「元気な箱根になるよう頑張る」と謝辞を述べた。加藤会長は「自然が残る箱根が好き。観光客をもてなすなど、できることで役立ちたい」と話した。なお同校では同じく5万円を共同募金会小田原市支会を通じて歳末たすけあいに寄付した。