意見広告 小田原の街を未来へつなぐ小学校の多機能化 小田原市議会議員 川久保 昌彦
昨年を振り返りますと、複数の台風が上陸し、特に台風第19号では、小田原市の一日当たりの降雨量が観測史上第1位となり、広域避難所に指定されている小学校等には、計7千名以上の方々が避難する事態に至り、床上浸水等の被害が多数発生しました。従前から大規模地震の発生が懸念されている県西地域一帯の住民の方々は、改めて自然災害の猛威を感じられたことと思います。
小田原市では、現職の加藤憲一市長が四選出馬表明されたこともあり、減災対策の強化に対する市長としての覚悟を問うため、私は小田原市議会12月定例会一般質問において、避難所機能の整備強化、公共施設再編基本計画の推進、地域コミュニティ機能の充実及び人口減少抑止等の視点から、現在の小学校は統廃合せず多機能化を図ることが必要であることを唱え、具体的な方策を提案の上質問しました。その要旨は次のとおりです。
【1】校舎棟を教育に要する領域と多機能領域とに明確に区分し、多機能領域は地域コミュニティ機能及び災害時の避難所として整備活用(グラウンドはパークゴルフ等が楽しめる様に活用の幅を広げて行く)。【2】校舎棟の一部を消防団活動拠点として整備し水防倉庫機能を併設する。【3】体育館をペット専用避難所とし予防注射接種等一定のルールを設ける(避難の長期化も考慮し良好な環境の施設等へ移す二次的方策も講じる)。【4】自助、共助及び公助の責務を明記した避難所運営等に関する条例を制定。【5】災害救助法等の適用外となる被災世帯に一定基準を設け見舞金を支給。
以上ですが、何より大切な市民の命を守り、行財政上の効果も図りながら、子供からお年寄りまで市民一体となった施策として提案し質問しました。皆様も身近な問題として是非関心を持っていただければ幸いです(質問の詳しい様子は、小田原市議会中継録画をご覧ください)。
川久保昌彦
小田原市蓮正寺958-5
TEL:0465466483
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