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墓づくりは「慣れたらダメ」 野地石材有限会社
小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2020年1月1日
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地元で創業１００年以上の歴史をもつ野地石材店。１世紀にわたって、亡き人と心がふれあう場に携わってきた。
墓づくりの仕事は、打ち合わせ時や納骨時など、遺族の悲しみにふれる機会も多い。４代目社長の野地洋介さん（42）は、「お墓は単なる石ではなく、お参りする人にとって亡き人の代わり」とその度に気を引き締めるという。技術が尊ばれがちな職人の世界だが、「お墓には個々の大切な思いが込められている。だからこそ、どんなに経験を積んでも仕事に慣れてはいけない」と墓づくりに向き合う日々だ。
お墓も免振を
東日本大震災では数多くの墓石が倒壊。ショッキングな様子がニュースでも報じられた。「自分が建てたお墓が倒れ、人がケガするようなことは絶対に嫌だから」と、野地さんが推奨する墓石の免振加工。震度７でも耐えられることが実証されているという。脈々と受け継がれる墓づくりにかける思いは人一倍強い。
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こどもタウンニュースけんせい4月18日 |
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