意見広告 市民力・地域力・協働の更なる進化へ 小田原市長 加藤憲一
昨年は、小田原市が取り組んできた「持続可能な地域社会づくり」の実践が国から高く評価され、「SDGs(エスディージーズ)未来都市」や「地域循環共生圏」に認定された、節目の年でした。その中身となる諸事業の推進力となったのは、まぎれもなく「市民力」と「地域力」であり、更には市民と行政との多彩な「協働」であります。
自然環境の保全と涵養、未来を担う人づくり、地域コミュニティの充実、いのちを守り育てる取り組み、分かち合いの社会づくり、地域経済活性化…。日々、そうした様々な活動の実践現場で奮闘される多くの皆さんのお姿や笑顔に触れることが、私にとっての無尽蔵のエネルギー源。豊かな地域資源をベースに育って来た市民力・地域力・協働こそは、小田原の誇りであり宝であると感謝しています。
今年12月、小田原市は市制施行80周年を迎えます。ハルネもUMECO(ウメコ)も順調に運営され、昨年の秋には「漁港の駅TOTOCO(トトコ)」が開業。この秋には広域交流施設「minaka(ミナカ)」が、来年9月には市民ホールがオープンするなど、小田原の顔となる事業が着実に進展。市内26の各地域では、まちづくり委員会やケアタウンの取り組みが充実に向かい、各小学校と地域が力を合わせるコミュニティスクールや放課後子ども教室も全校導入が済み2年目に。市民の命を守る市立病院の計画づくり、3月に最初の卒業生を送り出す「おだわら市民学校」、EVによる脱炭素化事業、百年先を見据えた森づくり…。様々な動きが、今年以降も目白押しです。
そうした数多くの取り組みを通じ、市民力・地域力・協働は更に進化することでしょう。それは小田原の揺るぎない強みとなり、地域の課題解決力を高め、人口減少や高齢化といった難しい局面も、必ずや乗り越えていけると確信しています。
|
|
|
|
|
|