意見広告 「自然の驚異に備える」 神奈川県議会議員 おざわ良央(よしなか)
「令和」として初のお正月は、お蔭様で、清新かつ穏やかな気持ちで迎えることができました。
しかしながら、 昨年秋の台風は、小田原市の海岸線一帯や市内中小河川沿いの地域に多くの爪跡を残し、多大な被害をもたらしました。
被災者皆様に心からお見舞い申し上げます。
本市では、全市民を対象に避難勧告が発令され、約七千人もの方々が避難されました。避難所の場所や運営、避難方法、特に高齢者やハンディをお持ちの方々の避難にまで、多くの課題が浮き彫りになりました。
被害については、家屋等に各種の浸水被害が生じ、二級河川の水位上昇による内水氾濫では、床上浸水36件、床下浸水94件、沿岸部では高潮、高波による越波被害が生じ、床上浸水24件、床下浸水16件、家屋等の損壊が41件もありました。
また、神奈川県全域では、横浜港や金沢区の工業団地の高波被害、鎌倉の土砂災害、そして相模川の城山ダム緊急放流時での沿川市町との連繋不足露呈と、今後に様々な問題を残しました。
県では、急遽補正予算を組んで対応いたしましたが、国、県、市等の公共が行うハード施設の再構築や整備等は、巨額な税の投入と長い歳月が必要です。
「自らの生命や財産は自ら守る」という基本的な考え方、生き方にも、改めてしっかりと目を向けていかなければならない、と考えさせられ、自然の脅威への多面的な備えに全力を尽すことを心に誓った年の初めでした。
微力ですが、私の政治信条「初心を忘れず」を心に置いて、災害対策は勿論、諸課題解決をめざして、与えられた責務をしっかりと果たし、愛する小田原や県西地域のために、県議二期の二年目もフル活動です。
|
|
|
|
|
|