東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の小田原中継所で、今年も4区と6区の1位通過選手の足型がとられた。これは、同中継所が置かれている鈴廣かまぼこの企画チームが独自に行っているもの。鈴木智惠子会長の発案で、20年以上続けられている。
1月2日、往路トップで襷を渡した青山学院大学の吉田祐也選手は4区の区間記録を更新。走り終えた直後にもかかわらず、吉田選手は企画チームが用意した紙粘土が入った容器に右足を置き、「差をつけることしか考えていなかった。良いかたちで来れたのでオール優勝したい」と笑顔をみせた。同社の鈴木博晶社長は「箱根を走る選手たちの軌跡を残し、応援したい」と、襷リレーを見守った。翌日の復路でも、同大学がトップで通過。6区を走った谷野航平選手の足型が同様にとられた。
足型は同社で大切に保管されているが、「そのうち皆さまにお披露目ができたら」と鈴木社長は話している。
筑波大に声援響く
26年ぶりに本選に復帰した筑波大学。校友会の神奈川茗渓会(大畑多津雄会長)の呼びかけで2日、小田原市内では本町に約150人、風祭に約30人=写真右=が集った。中には神戸から新幹線で駆けつけた同窓生も。「母校の選手が目の前を走るなんてうれしい。毎年応援に来る気持ちがわかる」と盛り上がった。
箱根路を駆け抜ける選手たちに、沿道の観客や他校の校友会も一緒に、最後まで声援を送った。
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