ガイドの説明を聞きながら歩いてまちの歴史や文化、なりわいに触れる、観光ツールとしても注目される「まち歩き」。このほど小田原市で行われたまち歩きイベントで、加藤憲一市長がガイド役に初挑戦した。
全国大会「まちあるきフォーラムin小田原」(2018年度開催)のスピンオフ企画。参加者にはガイド役やコースを当日まで秘密にする「シークレットまちあるき」として実施した。
小田原駅改札前から出発した一行は小田原市民会館へ。ロビーで加藤市長が笑顔で出迎えると、参加者から驚きの声があがった。加藤市長は「小田原宿」の文字が入った半被姿で自ら考えたコースへ。小田原城大手門跡や馬出門の歴史のほか、建設中の市民ホールも紹介。国道を渡り松原神社、小田原かまぼこ通りから御幸の浜、なりわい交流館までマイクを手に見どころを案内した。
ところどころで「この近くは美味しいお店が多いですよ。よろしければ後でお食事をどうぞ」「このお店にはお土産にもおすすめの商品があります」とPRした加藤市長。まち歩きを終えて「これまでもまちを案内したことはあるが、ガイドは勝手が違った。小田原の観光が点から線、面になってきたと感じた」と満足げ。参加した蓮池鶴夫さん(76・秦野市)は「まさか市長がガイドとは。まちのことをよくご存知だった」と感想を話した。
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