2月2日に横浜スタジアムで開催された神奈川県タグラグビー大会で、小田原タグクラブの2チームが各部門で優勝を果たした。小学5、6年生チーム「小田原オーシャンズ」は3年連続の大会優勝となった。
タグラグビーは腰のタグを取り、相手の動きを止めることでタックルなどの接触プレーをなくした競技。年度最後の県大会となる同イベントに、今年は67チーム537人の小学生が参加した。
「ジュニアの部」を制したオーシャンズは主将の窪将大さん、小山凌芽さん、鳥居柊佑さんの6年生と石嶋樹希亜さん、加藤修之介さん、香月優輝さん、冨山優花さん、谷津倉辰典さんの5年生で構成。湘南シューティングライオン(茅ヶ崎市)との決勝戦は開始早々に先制を奪われ「ドンマイって声をかけ合ったけど、ちょっと焦った」と窪主将。その後は拮抗した展開に持ち込み、最後は3対2で勝ち切った。窪主将は「県大会優勝は初めてなので嬉しい」と話した。
中学年「ミニの部」でブロック優勝した「小田原トリトンズ」は主将の川瀬蒼太さんと岡本愛未さんの4年生と、3年の加藤悠之介さん、川瀬太智さん、小暮友翔さん、杉野公紀さん、鈴木敦也さん、藤原俊太さん、守屋海歩さんによるチーム。川瀬主将は「慌てた場面もあったけど、トライできるとみんな良いプレーができた」と振り返った。
同クラブの染矢慶太代表は「優勝チームは日頃の成果が出せたが、他のチームも実力以上の力を出していた。どちらも誇らしい思い」と話していた。