神奈川県中学校柔道大会新人戦が2月1日と2日に県立武道館(横浜市)で行われ、小田原市在住で三の丸小学校出身の松浦泰然さん(東海大相模中2年)が男子66kg級で優勝した。
持ち味である粘りの柔道がこの日、実を結んだ。大外刈りなど足技で順当に勝ち上がったが、決勝は「5分5分の戦いになる。延長戦も想定していた」。互いに譲らない3分間を終え、延長に入っても「きつい時こそ気持ちで上回ろう」と攻勢に出た松浦さん。一瞬のスキをついて繰り出した足払いで技ありを奪うと、「思わずガッツポーズしちゃいました」と畳上で喜びを爆発させた。
小田原柔道協会で競技を始め、ハイレベルな練習環境を求めて強豪中学の門を叩いたが、名を馳せる仲間たちをよそに思うような結果が出ず、心が折れそうな時期もあった。「でも結局練習するしかないと気づいた」。一つひとつの稽古に課題を持って取り組むことで、手応えを重ねて臨んだ今大会。「今までの自信があったから、最後まで戦えた」と納得の表情をみせる。
早朝、自宅近くのスポーツ会館から続く坂道 で走り込みをしてから、相模原市にある中学校に向かうのが日課。得意の足技と背負い投げに磨きをかけ「もっと練習して気持ちも強くなりたい」と視線を前へと向けた。
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