箱根町(山口昇士町長)は2020年度当初予算案を発表した。一般会計は、前年度に比べて2億8500万円増(2・7%増)の107億円。国民健康保険、介護保険、温泉、上下水道事業などを含めた総額は0・4%増の171億8990万円となった。
町税は人口の自然減などの影響もあり63億8100万円(1%減)。内訳では町民税が9億2610万円(10・2%減)、固定資産税が45億6290万円(1%増)、入湯税が7億1340万円(1%増)。
歳出では、昨年の台風被害における復旧支援などで観光費に7億8191万円(48・6%増)、湯本分署建設など消防費に14億9421万4千円(23・4%増)。
町は「皆が支えあう誰もが元気なまちづくり」「未来を拓く人材が育ち町民相互に高めあうまちづくり」「誰もが住みたくなるより良い生活環境のまちづくり」「環境にやさしく安全・安心なまちづくり」「癒しと文化を提供する観光産業づくり」「行政の効率的経営と官民協働体制の強化」の6つの基本目標を定め、まちづくりを進める。新規事業は、新生児の聴覚障害の早期発見及び早期療養を行うための検査費用の補助に55万円、オリンピック聖火リレーを神奈川県と協力して実施するなどの費用として421万円、東京2020大会開催にあわせ全日空機内でのPR動画放映、羽田国際線ターミナルへのパンフレット配架やポスターの掲出費用に195万円ほか、全11事業。
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