女性の活躍シンポジウム「すべての女性が活躍する小田原へ」が2月14日、小田原箱根商工会議所で開催され、市内の経営者や労働者など97人が参加した。
このシンポジウムは、男女共同参画社会の実現に向けて、小田原市が主催したもの。この日は、小田原市出身で内閣府男女共同参画局長も務めた名取はにわさんが登壇し、女性管理職の割合や総所得の男女格差など世界と比べての日本の現状などを伝えた。後半では、小田原市女性の活躍推進協議会・吉田眞理会長や小田原箱根商工会議所・鈴木悌介会頭ら5人のパネリストが、「会議が夜というだけで参加がしにくい」「会合などに積極的に女性社員を出席させることで、ビジネススキルを上げる機会を作る」など、女性の活躍推進についての課題や具体策など意見を交わした。
また、同協議会が1月30日に市に提言した「小田原市における女性活躍推進に関する提言書」の概要も発表された。吉田会長は「このシンポをキックオフとし、小田原の女性活躍が進めていければ」と話した。