「木」ままに歩む職人道 TAKUMI館で二人展

文化

掲載号:2020年3月21日号

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「互いの存在が励み」と話す小林さん(右)と鈴木さん
「互いの存在が励み」と話す小林さん(右)と鈴木さん

 東京と兵庫。それぞれの郷土を離れ、木の文化が息づく小田原にやってきて、温もりある手仕事を生業にしている2人の木工職人がいる。現在ハルネ小田原のTAKUMI館で「木まま展」を開催中の小林じゅんの(純生・44)さんと、もくのすけこと鈴木友子さん(43)だ。

 今と全く異なる職に就いていた20代後半、「やりたいことをやろう」と一念発起。木工職人を志し、小林さんは京都にある伝統工芸専門学校に入学した。遅れること一年、鈴木さんも家具職人を夢みて進路変更。似た境遇の2人が偶然同じ専門学校で出会った。

 京指物を軸にさまざまな手法を身につけた小林さんは卒業後、縁あって小田原の木工所へ就職。指物の技術をさらに磨いた。ろくろ職人の育成制度を利用した鈴木さんも、漆器文化が根付く小田原へ。器や盆など木を削り、曲線を生み出すろくろ職人へシフトした。四角いものと丸いもの。木まま展でも、指物とろくろという異なる手技を感じることができる。

 専門時代からの縁で6年前に東京で二人展を開き、これを継承する形で始まったのが「木まま展」だ。「日常で使えるもの」をコンセプトに、器や雑貨、アクセサリー等を展示・即販する。「老若男女問わず、暮らしの中で木を感じてほしい」と鈴木さんが話せば、小林さんは「寄木細工はもちろん、ろくろや漆…色々な職人さんがいる小田原だから、木の文化が残っている。もっと知ってもらえたら」と続けた。同展は4月13日(月)まで。

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