「東京2020オリンピック・パラリンピックに向けたポスター募集企画」で、相洋中学校2年の刀称(とね)秀篤(しゅうま)さん(真鶴町在住)が、最高賞にあたる金賞を受賞した。
同企画は、東京2020大会への関心や参加意識を高めてもらうことを目的に、15年度より全国の小・中学校(主に小学5年と中学2年)などからポスターを募集するもの。大会直前にあたる19年度は『世界の選手を応援しよう』をテーマに、1480校から3万7804点が寄せられた。
刀称さんの作品は、同大会から採用される新種目を中心に、7人のオリ・パラ選手をダイナミックに表現。「一人ひとりの戦いだが、五輪は世界中の人が注目する。その応援がアスリートを後押ししていることを伝えたかった」と『エールを選手の心へ』の言葉を添えたという。
小学生の頃から絵画教室に通い、もともと絵を描くことが好きだという刀称さん。中学校の自由研究の中に、ポスター応募があることを知り「生きているうちに日本で五輪が開催されるなんてきっと二度とない」と応募を決めた。夏休みの間、高校の美術部員に交じってキャンバスに向かうこと約1カ月。描いた種目はどれも馴染みの薄い競技だったが、動画などで細かな表情や動きを研究し、「選手の熱、あたたかさを出せたら」と色や構図を工夫しながら完成させた大作だ。
2月中旬、担任から受賞の第一報を聞いたといい「頭真っ白で、リアクションがとれなかった」。後日公式グッズと共に賞状を手にし、「ビックリしたけど本当にうれしい」と『金』獲得に満面の笑みをみせる=写真下。同大会では、題材にもした空手やボルダリングに注目しているとし「ますます五輪が楽しみ」と目を輝かせた。
組織委員会によると、ポスターは今後公式HPで公開されるほか、自治体施設や関連イベントで展示される予定だ。
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