県政報告 新型コロナウイルス対策と医療体制 神奈川県議会議員 佐々木ナオミ

掲載号:2020年3月28日号

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 所属する厚生委員会で新型コロナウイルス対策について、質問・提言を行いました。

【国の支援策について】

 現在国が支援策を次々と打ち出していますが、事業者が活用できる支援でなければなりません。介護・福祉・保育などの現場からは、情報提供から申請までの期間が半日と、あまりにも短いと悲鳴があがっています。保育現場では、登園自粛をする家庭には国の補填で保育料が日割りで返還される一方、副食費は返還の対象になっていないため園が負担しているとのこと。これでは園が赤字を抱えてしまうなど、切実な声が届いています。県として十分な防疫を成し遂げるため、現場や市町の状況へのきめ細かい対応と、国への改善要望を行うよう求めました。

【医療体制について】

 今後、大幅に患者が増えた場合は、一般病院で軽症の患者を診療するとの方針も議論されています。しかし、そのことが院内感染につながらないよう、独立した発熱外来を地域ごとに開設するなどの対応が重要と強く提案しました。

【県西地域の未来をみすえた医療体制充実を】

 こうした状況のなかで気になるのが、小田原市立病院の建て替え問題です。現在は「現地建て替え」で計画されていますが、私は市議時代から疑問をもっていました。病院を運営しながらの現地建て替えでは、騒音や匂いが患者の負担になること、現在の渋滞の緩和が見込めないこと、大規模災害や今回のような新たな感染症の拡大など非常事態時の対応が困難であることなど課題が多すぎます。

 あまりに狭すぎる今の場所での単なる「ハコモノの建て替え」ではなく、県や近隣市町との連携を強化した広域的な公立病院建設という大きな視点が今こそ求められます。小田原市には、新たな場所への新設も含めた未来志向の柔軟な検討を、県や周辺市町とともに始めてほしいです。
 

佐々木ナオミ

小田原市南鴨宮3-6-13 天野ビル1階西

TEL:0465-46-6831

https://naomi-sasaki.com/

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